vol.39 「再挑戦」/末木孝幸（2年）

まず初めに、このことをあまり言ったことないと思うのですが、僕は大学で部活のサッカーをやろうとは全く思っていませんでした。
というのも、高校時代サッカーをしていて楽しいことももちろんあったのですが、それより辛いことの方が多かったからです。

そして引退試合。先輩の引退試合の時は、自分が与えてしまったフリーキック(これは完全に誤審です)を決められ0-1で負け、自分の代の時は自分のクリアーミスを決められそれが決勝点となり負けました。2年連続自分のせいでチームが引退となってしまい、それがトラウマとなりもうサッカーを真剣にしたくないって思ってしまいました。

多分、大学に現役で進学していたら、ほんとうにサッカーはしていなかったと思います。色々あって浪人することを決めて、その時に少しずつ気持ちが変わっていきました。

無事東工大に合格し、1回くらい部活の体験行ってみるかという思いで行ってみると、1年半ぶりのサッカーで全く体は動かなかったけど、それでも久しぶりに「サッカーが楽しい！」って思えました。
そして今、最高の仲間と一緒に真剣にサッカーができてとても楽しいです。

入部するまでの流れを振り返ったので、これからは今のこと(主に合宿)について書いていきます。

合宿1日。今年の合宿の目標は、全練習に参加すること。去年の合宿は1日目の夜から熱を出してしまい、半分しか練習に参加できなかったので。合宿終わったらすぐリーグ戦の後半が始まり、あっという間に4年生の引退が来てしまいます。また、2年の合宿は来期に向けた幹部を決めると言う大きなイベントがあります。たまに話題になることはあったけど、最後にちゃんと話したのなんて1年の冬とかでそれ以降は全然話してなかったです。

1日目の夜。幹部決めの話し合い。この日は3時間くらいみんなで話し合いました。まず話し合ったのは幹部を何人にするのかについて。3人か5人で意見が割れていたが、直樹の核心をついた発言により幹部は3人に決まりました。そして、キャプテンを誰にするのかの話し合いをしたがその日は決まらず。1日考える時間をもらいました。

そして２日目。ここ1ヶ月くらいキャプテンについて考えることはあったけれど、いざやるとなると覚悟が必要でした。

もう一回考えてみて、キャプテンをやろうと決心しました。そうして臨んだ２日目午後の練習。覚悟をもって決めたことで、今まであったモヤモヤがなくなり気持ちよくサッカーをしていた矢先、足を捻ってしまった。軽傷ではあったものの、なんてタイミングが悪いのだろうと思いました。

そして２日目の夜。たしか、陽介が「1日経ってどうですか？」という感じの質問をして、僕が「キャプテンやります」といいすぐ決まりました。多分5分もかかってなかったと思います。その後はずっと発表の仕方について直樹を中心に議論してました。自分の黒歴史を暴露されるネタをやるのに、楽しそうに台本を書いていました。2年の幹部決めで一番輝いていたのは絶対直樹でしたね。

前回ブログを書いていた3年生のやまだいからの「孝幸の趣味ってなんなの？」っていう質問に答えたいと思います。

正直、趣味なに？っていう質問って結構聞かれても答えるの難しいんですよね。これと言った、大きな趣味があるタイプじゃないんで、最近ハマったことについて書きます。

今年からJリーグのガンバ大阪を応援してます。もともとはJリーグ結果を気にするくらいで、特段応援してるチームもなかったんですよ。それに、サッカー見るならプレミアとか海外サッカーの方が面白いじゃんって思ってた方です。

ある日、三鷹のガンバ好きの友達に「今度ガンバ対マリノスの試合見に行かない？」って誘われました。面白そうなカードだし、久しぶりにスタジアムで試合見たいって思ったのでいいよって返事しました。

そして当日。会ったらいきなり、ユニとタオルを渡されました。着いた先はなんとガンバのゴール裏。しかも前から5列目くらい。応援歌も知らないし、選手も宇佐美とか数人しか知らないのにこんなゴール裏に来てしまうとは自分でもびっくりでした。

でも試合始まってみたら、ゴール裏の応援の雰囲気にハマっていきました。自分が試合してる時とはまた違うアドレナリンが出て、自分が試合をするのも楽しいけど、応援もまた違う楽しさがあるんだなって気づきました。ぜひJリーグに興味ないっていう人も、一度スタジアムに行ってみてください！

2年は誕生日順に進んでいこうと思います。次にブログを書く宮本空に質問です。「高校の時に留学して一番心に残ってる思い出は何ですか？」

長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました！