vol.5 「最後の一年」/DF 刑部陽佑 (4年)
この記事は以前のサイトに投稿されていたものです。
五番目にブログを書く、経営工学系二年の刑部陽佑です。おさかべって読みます。浜松北高校出身です。
最初にゲンタの質問に答えたいと思います。「去年の試合で印象に残っているシーン」という事でしたが、正直これといった試合はないんですよね(笑)
去年はコロナウイルスの影響で試合が少なかったというのもありますが、ベンチに座ることが多く試合に出られなかったというのが現実です。数少ない試合の中で強いて言うのであれば、途中交代でリーグ戦に出たときに、思うように守備ができていないことです。
それは守備の仕方が分からないとかではなくて、相手のプレーを見て、感じて、自分らしく積極的にボールを取りに行ったときに細かい駆け引きやステップについていけるフィジカルがないと感じたからです。自分のふがいなさを感じただけです。
では、本題に入りたいと思います。
サッカー部に入って週五で活動するという事は、大学生活のほとんどをサッカーに捧げるという事だと思います。大学生になると自分の膨大な自由時間で何をするのか考え勉強はもちろんほかのことにも取り組むのだと思います。つまり、サッカー部に入ることは大学生活で向き合うことをサッカーにすることだと思いました。
自分は今、正直に言うと、そのように大学生活でサッカーに真剣に向き合えていないです。小中高でずっとサッカーをやってきました。その時の俺の学生生活はサッカーと勉強だと胸を張って言えます。毎日居残り練習して、暇なときはボールを蹴ったり、ランニングしていたりしていた。なぜあの時のように全力でサッカーに向き合えないのか。
大学生になり、バイトや遊びなど今までやってこなかったことを経験したことが大きいのか。それとももう燃え尽きてしまっているのか。
サッカーは好きだし、サッカーを観ることは楽しい、サッカーをすることは楽しい。
(こんな風に迷っているのだからみんなより好きじゃなかったのかもしれないが、)
気づけばあと一年だ。中途半端なまま半分以上が過ぎてしまった。このままで大学生活を振り返った時に何か残るのだろうか。この何がやりたいのかよくわからないフワフワした感じが社会人との間の大学生特有のものなのかもしれない。でも、最後に何か残ったほうがいいに決まっている。最後の一年、自分の中で答えを見つけて何かが自分の中に残ればいいと思う。
桑に質問をするという事なので自分の内容に関係して、「なぜ部活を選んだのか」簡単に答えてもらいたいです